私は4年前(2016年頃)育児ノイローゼになりました。
正直、妻に言われるまで自分ではわかりませんでした。
その時の私の状況は
- 子供のことが大好き
- 子供のために何でもしてやりたい
- でも思い通りにならないとすぐに怒る
- 子供と一緒にいるとしんどいと感じる
- 自分は育児に向いていないと思い込む
- ついには父親として失格だと感じる
という思考に陥り、非常に苦しんだ経験があります。
子育ては休息の時間が取りにくく、つい頑張ってしまいがちです。
毎日頑張ってしまうと、しんどいことをしんどいと思えなくなります。

つまり”誰にでも育児ノイローゼになるリスクがある”
ということです。
育児なんてほどほどでいいんです。マジで。
極論、ご飯を食べて寝れていればいいんです!
私の経験から、私なりの予防策、解決策を考えてみました。
育児中は特に欲張らず、自分の身体も心も穏やかに過ごすことが大切です。
一度きりしかない自分だけの人生を楽しみましょう!
まさか俺、育児ノイローゼ?
長男が生まれて1年後妻は育休を終えました。
ここから、私のワンオペ育児生活が始まりました。(不定期ですが)
いざワンオペ育児が始まると、うまくやれると思っていたことがやれない。
何かをしながら子供の安全を確保することがすごく大変。
しまいにはイライラが募り、妻や子供に対して当たってしまいました。

・何でわかってくれないんだ!!
・何で思い通りにならないんだ!!
・俺には育児なんて向いていないんだ・・・
これ、いわゆる『育児ノイローゼ』状態だったようです。
なぜ育児ノイローゼ状態に気付かない?
育児に行き詰まると、どんどんと冷静さを無くすものです。
そして、思い通りにならないことでストレスがすごく溜まります。
結果、ほとんどの人は自分がおかしくなっていることに気付けないでいます。

でも、皆 ”子育てはそんなもの” って言うんだよな〜。
結局、弱音を吐いても意味がない。やるしかない!と信じ込んでいました。
どういう人がなりやすいのか
なりやすい人の特徴は
- 完璧主義の人 ←これかなり危険
- パートナーが非協力的な人
- 子育てとはこういうもの、という考えを持っている人
- あまり弱音を吐かない人
だと思います。実際に、他のページではこのように紹介されていました。
うちは妻が協力的で、相談も毎日していました。
それでもなってしまったのは、私の完璧主義な面が強かった為と考えています。

私の固定観念
・子供のご飯はもちろん手作り
・添加物なんてもってのほか
・お昼寝はちゃんとさせないとダメだ
・遊びにはちゃんと付き合って楽しませてあげなきゃ
これって子供のためではなくて自分のエゴですよね💦
育児ノイローゼのチェックシート
育児ノイローゼ診断ができるチェックシートがありました!
こちらのページより引用させていただきました。
https://ricon-pro.com/magazine/70/
10項目あるうちいくつ✅が付くか、で重症度がわかるようです。
怪しいと思った方はすぐにやってみましょう!
- すぐにイライラしてしまう
- 子供が可愛いと思えなくなった
- 子供に笑顔で向き合えなくなった
- なぜか涙が出てくる
- 眠れる状況なのに眠れない
- 自分が許せない
- 何もやりたくないくらい無気力
- 出かけたくない
- 誰にも会いたくない
- 以前まで大好きだったことにも興味が無い
この特徴の中で5つ以上✅がついた方は要注意!
ちなみに夫は8個でした。

なっちゃったらどうすれば良いの?
私の場合、妻が私の異変について職場の人に相談したことで発覚しました。
妻は半信半疑で聞いたようでしたが、相談後は確信したようです。
判明したら、一体どうすれば良いのでしょう?
理想を捨てよう!
簡単です。子育てに対する理想・湖底観念を捨てましょう!
相手は子供といえど人です。思い通りに行くはずがないんです!

自分で子育てのハードルを上げて苦しんでるだけってことか
極論、子供が生きてさえいればいいのかな。と考えています。
私のように、子育てはこうでなくてはいけない。
そういう考えは結果的に誰のためでもなく、自分を苦しめるだけです。
私は理想を捨てることで楽になれました。
サポートがあるならすぐに代わろう!
もし、妻や夫のサポートが得られるのであれば少しだけでも任せましょう。
その間、思考を整理しましょう。
精神的に参ってるまま子供に関わられる方がしんどいわ

そもそもサポートがあれば育児ノイローゼにはなりにくいとは思いますが…
実際に妻がサポートしてくれていても、私はなりました。
離れられる環境は大切ですが、結局は本人の心の持ちようということです。
まとめ
- 誰にでも育児ノイローゼのリスクがある
- 完璧主義者は特に注意!
- 怪しいと思ったらチェックシートをやってみよう
- 子育てはこういうもの…という固定観念が危険
- 子育てに対しての理想・固定観念は捨てよう
- 私は理想を捨てることで楽になれた
- 周りのサポートを受けられるなら受けよう
- 結局は本人の心の持ちよう
子育ては理想や目標をもって取り組みたくなるものです。
しかし、それは時に自身を苦しめることにもなりえます。
経験がないことだから、どこまでが正解かわからないんですよね。
客観的に自身を見つめ直す機会を作っていきたいですね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!